タケル

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井上陽水「傘がない」の歌詞の解釈

井上陽水さんの初期のアルバムだったと思うけど、凄く気になる1曲。


「傘がない」



井上陽水「傘がない」動画

この「傘がない」の歌詞にはどういう意味があるんだろうか?

タケル的には3つの意味に解釈してみた。


1つ目は、

「単なる若者の恋愛の歌」

「傘がない」で一番興味深い歌詞が、歌い始めの・・・

「都会では 自殺する 若者が 増えている」

この歌詞で始まる訳だけど、サビにいくに従って・・・


「だけども 問題は 傘がない」
「行かなくちゃ 君に会いに行かなくちゃ」

要するに、1つ目の解釈としては、

「都会では自殺する若者が増えているが、そんなことより、君に会いたい その方が大事だろ?」

って言うような意味にも解釈できる気がする。


2つ目は、

「都会では自殺する若者が増えているが、そんな問題よりも君に会いに行く方が大事だと言うのか!?
俺は若者の為に歌を唄い続けなきゃいけないんだ」

この歌詞の解釈の仕方は、井上陽水さん自信の思いで、人の為に歌を唄っている自分がいるが、彼女に会いに行く時間も惜しいくらい歌が生きがい。自殺する若者がいるのに、君は会いたいとダダをこねる。
それに対しての彼女に対する皮肉というか、複雑な気持ちを書いたのではないか?

そんな風にも聞こえる気がする。


そして3つ目、タケルが一番本命と思う解釈が・・・

「社会に対する皮肉と言うか、目を覚ませ」

と言う意味の解釈。

都会では自殺する若者が増えているにも関らず、女に溺れて、その人の一番の問題は、目の前のつまらない「傘がない」ってことになっている。

人の事よりも、自分のことしか考えていない社会に対しての皮肉のように見える。

それでいいのか!?

そういう井上陽水さんの気持ちのような気がしてならない。

みんなはどんな風に解釈する?

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